気になっていたこと_ヤンゴンのギターショップの多さ

文化
引用:Google map

မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)

T-skyです(#^^#)

t-sky

ヤンゴンを散策していると、ギターショップを意外と目にすることが多く、気になっていました。

『 意識していない時は気にならない。でも、一度気になるとやたらと目にする・耳にすることが多くなる。』

皆さんは、そんな経験をされたことはありませんか?

ヤンゴンを散策していると、日々、色々な発見があります。

今まで気づいていなかったことに気がついてしまうと、その後は気になって気になって、仕方がありません(笑)

ヤンゴンで駐在生活を送る中で、気になっていたことの一つが『ギターショップの多さ』です。

「こんなところにもまたギターショップが!」と思ったことが多く、「そんなにギターの需要ってあるのかな?」と毎回思っていました。

そんな気になるヤンゴンのギターショップの多さについて、今回はご紹介します!

 

ミャンマーの伝統楽器って何?

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世界各国それぞれに伝統の楽器がありますが、それらの音色を楽しむことも海外生活の醍醐味の一つですよね!

そもそも、ミャンマーの伝統楽器は何でしょうか?

それは、「サウン・ガウ(=竪琴たてごと)」です。

今は外国人を中心に、家や事務所のオブジェとして購入される方が多いようです。

私もそのうちの一人ではありますが(笑)

他のミャンマーを感じる置物と合わせて、私はインテリアとして楽しんでいます。

日本人の間では、映画『ビルマの竪琴』で中井貴一さん演じる水島上等兵が演奏していた楽器という印象が強くあり、有名な楽器だと思います。

本来の楽器としてのサウン・ガウは、木製の胴体とさおに16本の弦が張ってあり、左手で棹の部分の弦を押して音階を調節し、右手の指で弦を弾いて演奏するそうです。

素敵な音色ですよね♪( ´▽`)

サウン・ガウの演奏を聴きながら、ミャンマー料理に舌鼓を打つのは最高の食事時間の一つです。

 

薄れゆくサウン・ガウ人気

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ヤンゴンでは、サウン・ガウを演奏する人が減少しているようです。

日本でも三味線を演奏出来る方は、昭和・平成・令和と時代が移りゆく中で減少しています。

特に経済成長を遂げる過程で、西洋文化が広まり三味線よりもギターに関心が移ったことと同じで、ミャンマーでも経済成長に伴い西洋文化が広がったために、サウン・ガウからギターへ若者の関心が移っているようです。

インテリアではなく、本来の楽器としてのサウン・ガウは大きくて(参照:YouTube動画)、持ち運びの手間がかかるという事も、若者のサウン・ガウ離れの原因となっているようです。

若者の伝統文化離れという現象は、経済成長の過程で、どの国も経験することなのでしょうか?

なんか残念です。

今の状況を踏まえて、ミャンマーでも伝統文化を残していこうとする活動が行われています。

サウン・ガウなどの伝統芸能のコンテストも行われています。

伝統文化を大切にして、次の世代に受け継いでいって欲しいものです。

 

間違っていなかった自分の感覚 『なんか多いぞ、ギターショップ』

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なんとなく、ヤンゴンのギターショップの多さが気になっていましたが、この感覚は間違いではありませんでした!

西洋文化の広まりや、持ち運びの不便さから、残念ながらサウン・ガウの人気が下がっている事がわかりました。

その代わりに、ギターが広まっているという事実も理解できました。

楽器自体の価格も、サウン・ガウはおおよそ日本円換算で2万円程度しますが、ヤンゴンでは2万円もあれば安い中国製のギターを複数買うことが出来ます。

安価なギターが手に入りやすくなったという環境も、影響しているようです。

ちなみに、インテリア用として販売されているサウン・ガウですが、日本円換算で7,000円もあれば充分質の良いものを購入可能です。

tーsky

小さいサイズのものも販売されていますので、ミャンマー土産として購入するのも良いかと思います( ´ ▽ ` )

実際に、Google mapでヤンゴンにあるギターショップを検索してみました。

表示されたその数、なんと11店舗!!

下記のGoogle mapで、鞄のピン留め箇所がヤンゴンのギターショップとして表示された箇所です。

11店舗中、5店舗がダウンタウンに集中しています。

Google mapの左上に2店舗ありますが、その辺りは若者が多く集まるエリアです。

ギター人気の高さを、地図からも読み取る事ができます。

Google mapに登録されていないギターショップもありますので、実際はもっと店舗があります。

道理で、ふとした時にギターショップの存在が目に入ってきていた訳です。

「どのお店も満員のお客さんで溢れている!」といった光景は、残念ながら今までのところは見たことはありません。

が、しかし、それでもこれだけの店舗があるという事実は、間違いなくヤンゴン市民にはギター演奏を楽しむ方が多い、ということだと思います。

 

まとめ

私はギター演奏を楽しむ趣味はないのですが、ヤンゴンを散策している時やショッピングモール内で、ギターショップをよく目にすることに気がつきました。

それ以来、「あっ!ここにもギターショップがある!」と毎回感じてしまい、気になっていました。

もう一つ言うと、どの店もそんなに繁盛しているようにも見えないと言うことも、ちょっと気になっています。

売上はデリケートな問題ですので、店長に聞くことはできませんが(笑)

ヤンゴンでも趣味のギターを楽しみたい方や、ヤンゴンでギターを始めてみたい方は、各ギターショップを巡ってみては如何でしょうか?

素敵な相棒との出会いがあるかも知れませんよ!♪( ´▽`)

 

 

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