မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)
T-skyです(#^^#)
まだまだ、銀行業務は100%の正常運営に戻っていません。
引き出せる現金の金額にも規制があります。
2021年2月以降、銀行業務や口座からの現金引き出しなどに制限があり、残念ではあるのですが今だ100%の状態ではありません。
それは、個人口座と企業・法人口座ともに同じです。
また、USD不足の解消するための対策と思われますが、2022年4月3日付け発表でUSDからミャンマーチャット(ミャンマーの通過:Kyat /チャット。以下、MMK)へ強制的に交換されるも決まり、実施されています。
関連記事 ▶︎ ご注意ください!外貨預金をミャンマーチャットへ両替が必要となります 続報!USDからMMKへの両替について_2022年4月21日現在
個人口座からの引き出し金額に上限の規制があるのですが、企業・法人の口座でも必要額を100%引き落とせないという状態になっています。
ただし、企業に対するその規制は撤廃されたという報道もあり、情報整理が必要な状況です。
急遽、方針転換されて法律が変わることもありますが、今時点での情報を一度整理しておきたいと思います。
あくまで、『2022年5月1日時点での情報』です。実際に銀行に行かれる際は、必ず事前に銀行へ最新情報をお問合せください。
各銀行毎に引き出し金額は違いますので、その点もご注意ください。
個人口座の預金引き出し限度額
実際に各銀行を利用している知人達から情報をいただきましたが、大手銀行でも利用している知人がいない銀行について正確な情報がないため、“未確認”と記載しています。
- CB Bank:500,000MMK / week ※onlineでの事前予約が必要。なかなか予約が取れない。
- A Bank(Thai Bank):600,000MMK / 2weeks ※onlineでの事前予約は不要。
- UAB:500,000MMK / week ※onlineでの事前予約は不要。
- KBZ Bank:未確認
- AYA Bank:未確認
尚、今現在はどの銀行のATMも稼働していません。
現金を引き出すためには、銀行の窓口へ行かなければいけません。
A BankやUABは、onlineでの事前予約は不要ですが、現金を引き出しに銀行に行く日は長時間待つことを想定し、銀行へ行ってください。
企業・法人口座の預金引き出し限度額
冒頭でも触れましたが、企業・法人口座に対しては規制が撤廃されたという報道もあります。
ただし、対象は工場のようですので、今後の政府通達には引き続き注意が必要です。
こちらの報道によると、
ミャンマー中央銀行は1日、国内銀行に対し、工業地帯で操業する工場が賃金や給与支払いに充当する現金を引き出す際の制限を撤廃するよう通達した。
引用_NNA ASIA アジア経済ニュース_2022年4月5日
と報道されています。
こちらの報道と前後するかも知れませんが、知人の工場社長は銀行から必要金額を全額引き出せないと困っていました。
報道されている通達が出されてから、実行されるまでのタイムラグがあるのかも知れません。
二行しか確認できませんでしたが、引き出し可能金額は以下のパーセンテージでした。
- KBZ Bank:引き出し希望額の75%引き出し可能(残りの25%は、口座振込などで送金は可能)
- CB Bank:引き出し希望額の100%引き出し可能
ヤンゴンの工場で働いている若いワーカーは、地方から出稼ぎに来ている人材が多くいます。
彼ら・彼女達は毎月現金で給与を受け取り、正月休みなどの長期休暇で帰省する際に持ち帰り、ご家族へ渡します。
2021年1月以前でしたら、銀行口座をヤンゴンでも開き、親の銀行口座へ送金するワーカーも多くいましたが、今現在は銀行を利用せずに現金を持ち帰っているケースが多いようです。
まとめ
以前から、外国人でも査証を持っていれば銀行口座の開設は可能です。
ただし、銀行によっては外国人の口座開設は取り扱っていない銀行もありますので、その点はご注意ください。
現在はUSD口座を持っていても、2022年4月4日以降に着金したUSDは24時間以内にMMKに交換しなければいけませんので、MMK口座は必須です。
USD口座と同じ銀行でMMK口座を開設しておけば、比較的短時間でMMK口座へ振替出来ます。
口座開設時の各銀行の対応をご確認いただき、ご自身に合った銀行を選んでください。
口座開設後も、銀行の対応には常に注意して情報収集されることをお勧めします。
お問い合わせ
コメント