မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)
T-skyです(#^^#)
これまでに何度か、外貨のMMK交換指示(政府公表)についてご紹介してきました。
2022年4月からの3ヶ月間で、既に4回、MMKへの強制交換に関することをご紹介しています。
2022年4月から、MMKへの交換を義務付けされたり、解除されたり、と方針が二転三転しています。
そして今回、また外資企業の強制両替免除が撤回されたようです。
日経新聞で報道がされているので、ご紹介します。
ミャンマーに進出している外資企業は、外貨に対する方針が二転三転する為に、決済方法の対応に混乱が生じています。
こういった状況下ですので、引き続き日本大使館や経済関係の団体の方々が、今後もミャンマー政府と交渉を続けられることと思います。
個人に関していえば、こちらもミャンマーの銀行でUSD口座を所有されていても、USD預金残高をUSD現金で引き出すことは出来ません。
USD預金残高を引き出す場合は、当日の為替レートで計算され、MMK現金で渡されます。
外貨不足がかなり深刻化しているように感じます。
外貨がミャンマー国外に出ないように、外観の管理を厳格化されつつあります。
日経新聞の『ミャンマー中銀、外国融資の返済延期交渉を指示』記事の冒頭でも、外貨不足を指摘されています。
国軍の統制下にあるミャンマー中央銀行が、企業などが外国から借り入れている融資について、貸し手側と返済期限の延期を交渉するよう指示したことが15日までに分かった。クーデターの影響で深刻な外貨不足に陥るなか、外貨の国外流出を食い止める狙いがあるとみられる。
引用_日経新聞:ミャンマー中銀、外国融資の返済延期交渉を指示
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外貨不足が好転する見通しは、今の所はありません。
日本からの出張者が徐々に増加しつつある様ですが、外貨の収支改善への効果は限定的です。
外貨や資産が没収される訳ではありませんし、冷静に対応すれば大切な資産を失うこともありません。
引き続きミャンマー政府や中央銀行からの発表を注視し、大切な資産を失わないための対応を取りましょう!
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