電気代が上がっているという現実(2022/3現在)

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မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)

T-skyです(#^^#)

ヤンゴンで、今や話題の中心と言えば、そう、それは長期停電という現実。

t-sky

停電に陥っている原因については諸説ありますが、現実問題として電力供給量が足りていないという事実は、日常生活や家計に直結しており、悩ましい問題です。

過酷な環境下でも生活をされている現地の方々、駐在員の方々、ビジネスオーナーの方々、皆様に敬意を表したいと思います。

今回は電力供給不足が続いているヤンゴンで過ごしている知人達の声を届けると共に、電気代高騰に伴う家賃負担額増について、ご紹介したいと思います。

 

上がり続ける電気代)現地レポート:不動産会社さん便り

t-sky

停電が続いているヤンゴンの状況について、現地の不動産会社さんも頭を抱えていらっしゃいます。

2022年2月16日水曜日

ミャンマーの発電事情について

こんにちは

ヤンゴンでは各地域で停電が多発しており、一日3~4時間程度の停電が発生しております。

停電時に稼働する発電機(ジェネレータ)の燃料代(ディ―ゼル)も高騰しており、法人が運営する多くのコンドミニアム/サービスアパートにて、月々の電気料金を上げるところが多く見受けられます(発電機燃料費を別途追加して、月々の電気料金に加算)。

ミャンマーの発電構成は水力が全体の60%を占め、次いでガスが35%といった構造となっており、水力の割合が大きいため、季節の変動を受けやすいと言われています。

特に暑気の3月/4月は年間で最も停電が多発するシーズンとなり、現2月時点での現状を考慮すると今後より一層の電力不足・燃料代の高騰が予想されます。

発電機を完備する施設では、燃料代の節約の為、個々で計画停電(時間を指定して一時的に発電機の電源をOffにする)を実施するところもあるようです。

今後3年を目途に太陽光発電所の増設を予定しているようですが、今後しばらくは電力不足と電気料金の値上がりは続くものと見られます。

TAKA

引用:VRMyanmar様HP _ 駐在員による、ミャンマー最新情報

引用し紹介させていただいた上記の情報ですが、これは現在実施されている3/12〜3/18までの長期停電以前の状況についての情報です(2022/2/16更新記事)。

数ヶ月間に渡り停電が頻発していることと、今回の長期停電期間の影響を受けて、多くのコンドミニアムではジェネレーターを使用して自家発電対応をしています。

しかし、ジェネレーターはガゾリンを使って稼働するのために、ガソリン代が非常に高くつきます。

(参考)ジェネレーター

ミャンマーには2種類のガソリンが主に取り扱われていて、92RON(日本のレギュラーガソリンに相当)と、95RON(日本のレギュラーガソリンとハイオクガソリンの間くらいのクオリティ)があります。

どちらの価格も2021年以降は高騰しており、自家発電のためにジェネレーターを使用すればする程、結局はその電気代は高くなります。

以前でしたら、停電の数時間をジェネレーターで耐え凌ぐというパターンでしたが、今はジェネレーターがフル稼働状態ですので、必然的に電気代は高くなります。

2021年以前と比べ、3割程度ガソリン価格が上昇。
参考価格)92RON現在価格 ※2022年3月初旬:1L=1,810MMK(≒119円)

 

住居の高騰する電気代、負担先は?

t-sky

住居、事務所、共に電気代が重くのしかかり始めています。

不動産会社さん、物件管理会社、物件のオーナー、それぞれの条件によって、住居や事務所の電気代の負担方法は違います。

住居に関しては、一般的には不動産会社さんにお支払いする家賃に電気代が含まれていることが殆どです。

ただしこれは、先述しました通り、不動産会社さんや物件管理会社、物件のオーナーによって、本当にまちまちです。

必ず契約前に、電気代は家賃に含まれているのかどうかを、確認されることをお勧めします。

多くのオフィスビルでは、政府機関へ支払う電気代とは別にオフィスビル自体にジェネレーター使用料を支払うケースが多いです(オフィスビルの事務所から請求書が届けられます)。

住居については、家賃に電気代が含まれている場合は、その先の支払いを不動産会社さんが行ってくれています。

ただし、問題はその点です。

今までは、お支払いした金額よりも電気代が大幅に超えることは殆どなかったと思われます。

しかし現在は、きっと多くの不動産会社さんは、お客様に超過金額分を請求されていません。

不動産会社さんが耐えうる限りは、超過分を負担していただいているのだと思います。

2021年以降、ヤンゴンでは外国人の滞在者が減少していることもあり、家賃自体は下降傾向にあるようです。

次回ヤンゴンへ再駐在する場合は、電気代の負担額も考慮した住居の契約を行いたいと考えています。

 

まとめ

電気代だけではなく、通信費も実は値上がりしています。

ヤンゴンの状況ですが、インフレ傾向が続いています。

安定した日常生活を送る為には、以前と比べて必要な費用が膨らんでいるようです。

今後、久々にヤンゴンへ戻る方は、物価の上昇を肌で感じるのではないでしょうか。

きっと私もその内の一人です。

有り難いことなのですが、ヤンゴンにいる駐在員仲間や知人達とは、今でも日々連絡を取り合っています。

情報を常にアップデートして、再びヤンゴン駐在が出来るとなった時に私自身が浦島太郎化しないように、気をつけたいと心がけています。

情報は命です(笑)。

引き続きヤンゴンの最新情報をアップデートしつつ、ヤンゴン再駐在に備えたいと思います。

 

 

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