非常事態宣言延長と総選挙実施日延長と戒厳令と

雑記
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မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)

T-skyです(#^^#)

 

最近、ミャンマー関連のニュースが日本で取り沙汰されることといえば、犯罪事件、外国人の拘束(特に日本人に関して)、政治的な動きに関すること、これらのことだけになっているように感じます。

閲覧数を集める為には、そうなってしまうものなのかもしれませんが。

政治的なことを取り上げることは当ブログでは行いませんが、ミャンマーへ渡航される方々の安全に関わる情報は、共有していきたいと考えています。

直近では2点、ミャンマー滞在時の安全に関わる気になるニュースがあります。

ミャンマー滞在時に安全に過ごす為にも、情報を確認しておきましょう。

 

非常事態宣言延長と総選挙実施日延長について

2023年8月に実施するとされていた総選挙の実施が、少なとも半年間は延長をされるようです。

t-sky

予想されていた方もいらっしゃるかと思います。私は『8月に総選挙を実施するので、その辺りに滞在する場合は、今以上に注意を払わねば!』と考えていました。

今回の延長措置がどう影響するのかは分かりませんが、日々の生活を送る上で、安全に生活することができることを願うばかりです。

非常事態宣言延長と総選挙実施日延長について、日本経済新聞さんで報道がありました。

気になる方はこちらをどうぞ。

ミャンマー混迷、出口描けず - 日本経済新聞
【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマー国軍は1日、非常事態宣言の延長を発表した。国軍総司令官が全権を掌握する状態が続く。国軍は総選挙を経て国軍系政党を中心に新政権を発足させるシナリオだったが、民主派勢力の武装抵抗で方針転換を余儀なくされた。政情不安の出口は見えず、混迷が一層深まりそうだ。(総合2面参照)クーデターから丸2年と...
ミャンマー国軍、非常事態宣言6カ月延長 総選挙先送り - 日本経済新聞
【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマー国軍は1日放送の国営テレビで、全権を掌握した2021年2月のクーデター時に発令した「非常事態宣言」を6カ月延長すると発表した。全土で民主派勢力の武装抵抗が続き、宣言の解除から6カ月以内と憲法で定められている総選挙を実施できないと判断したとみられる。国軍が準備を進めてきた総選挙は先送りされ...

 

新たに戒厳令の発令も

2021年2月以降、ヤンゴン駐在中に経験した戒厳令ですが、2023年2月2日にミャンマー全国の330郡区のうち37郡区で戒厳令が発令されたとのことです。

こちらも、気になる方はご参考までに、日本経済新聞さんの報道をご確認ください。

ミャンマー国軍、各地に戒厳令 民主派の摘発強化か - 日本経済新聞
【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマー国軍は2日、国営テレビのニュースを通じ、全国に330ある郡区のうち37の郡区で戒厳令を発令したと発表した。対象地域の多くは民主派の武装抵抗グループや少数民族の武装勢力が国軍と激しく衝突している地域で、これらの反国軍の組織やその協力者の摘発を強化する狙いとみられる。2021年2月のクーデタ...

 

anna

在ミャンマー日本国大使館からも、2月3日に戒厳令の発令に対する注意喚起の連絡が出されています。

注意喚起(全国37地区に対する戒厳令の発令について)

在留邦人の皆様へ
当地滞在中の皆様へ

2023年2月3日

 2月2日、ミャンマー国家統治評議会(SAC)は、全国37地区に対し戒厳令を発令し、それぞれを管轄する各軍管区司令官に行政権及び司法権を委譲する旨発表しました。
 つきましては、引き続き不測の事態は排除されませんので、これらの地区を含め、不要不急の渡航を控えるとともに、身体と生命への危険の回避を第一に、これまで以上に十分注意して行動して頂くようお願いします。

 これまでに発表された戒厳令の対象地区は下記のとおり(※印は2023年2月1日までに発表されたもの。※印のないものは、2023年2月2日に発表されたもの)。

1 ヤンゴン地域
 新ダゴン地区(北)※、新ダゴン地区(南)※、ダゴンセイッカン地区※、北オッカラパ地区※、フラインターヤー地区※、シュエピーター地区※

2 ザガイン地域
 インドー地区、バンマウ地区、コーリン地区、ピンレーブー地区、ミャウン地区、サーリンジー地区、パレー地区、インマービン地区、キンウー地区、タゼー地区、イェーウー地区

3 マグウェ地域
 ガンゴー地区、ティーリン地区、ソー地区、パウッ地区、ミャイン地区

4 バゴー地域
 タンタビン地区、オウッポー地区、ナッタリン地区、パウンデー地区、パウッカウン地区

5 タニンダーリ地域
 タニンダーリ地区、パロー地区

6 カヤー州
 デモ―ソー地区、プルーソー地区、シャード―地区、ボーラケー地区

7 チン州
 ティディム地区、トンザン地区、ファラム地区、カンペレッ地区、マトゥピ地区、タンタラン地区、ハーカー地区、ミンダ地区※

8 カレン州
 チャインセイッジー地区、コーカレイ地区

9 モン州
 イェー地区

 本お知らせは、在留届にメール・アドレスを登録された方、「メルマガ」に登録された方及び外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録をされた方に配信しています。

■問い合わせ先:在ミャンマー日本国大使館領事班
 電話:95-2-549644~8
 メール:ryoji@yn.mofa.go.jp

引用:在ミャンマー日本国大使館領事班メール

対象地域への渡航予定のある方は、くれぐれもご注意ください。

夕方までにホテルやご自宅へ戻られることをお勧めします。

 

毎回、ご紹介していますが、たびレジに登録しておくと在ミャンマー日本国大使館から様々な情報が届きます。

こちらも、渡航前に登録されておくことをお勧めします。

関連記事 ▶︎ 海外旅行や駐在前には『たびレジ』に登録しよう!

 

まとめ

残念ではありますが、以前のように安心して過ごせるレベルまで回復しているとは、まだまだ言えない状況です。

ミャンマーへ渡航される方は、充分にお気をつけください。

情報はとても大切ですので、たびレジなどを活かして安全に過ごせるように、情報を得られる様にしておくことをお勧めします。

当ブログも、ミャンマーで生活されている方々や出張等で渡航される方々にとって有意義な情報を共有できるように、これからも努めていきます!

 

 

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