မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)
T-skyです(#^^#)
2021年2月以降、ミャンマーでは銀行ATMでお金が引き出せない状況が続いています。
営業再開を始めた支店に予約をとり、予約が取れれば窓口で規定額範囲内の現金を引き出すことができますが、予約自体がなかなか取れない状況です。
口座預金が引き出せず、手持ちの現金が少ないと心細いですよね。カード払いができる事は助かりますが、やはり心配です。
最近では少しづつ窓口業務の予約が取れるようになってきてはいますが、自分の預金を引き出すこともなかなか大変です。
そんな中、2022年6月9日(木)にミャンマーの大手民間銀行であるKanBawZa Bank(カンボウザ バンク / 以下、KBZ)が一部のATMで現金の引き出し再開を発表しました。
今回は、KBZのATMで現金を引き出せる(と発表があった)ATMをご紹介します。
※注)2022年6月12日時点の情報です。
KBZ BANK
ミャンマーの大手民間銀行であるKBZですが、ミャンマーに行くと至る所でKBZを見かけます。
それだけ支店が多く、ミャンマーでしっかりと基盤がある銀行です。
【KBZのFacebook公式アカウント】
外国人でも口座開設可能
駐在や長期滞在を考えている方にとっては、現地での銀行口座は必要ですよね。KBZでは外国人でも口座開設ができます。
駐在する場合は、現地の給与受け取りなどに銀行口座は必要ですよね。
KBZは外国人でもMMK口座(通貨:Myanmar Kyat / ミャンマーチャット )を開設することが出来ます。
【口座開設に必要なもの】
- パスポート
- VISA
- 連絡先(住所、ケータイ番号など)
口座は、申請日の翌日から利用可能になります。
銀行カードですが、口座開設から1週間程度で受け取り可能です。
KBZの銀行カードには、クレジット決済ができるようにミャンマーのクレジット会社“MPU”が付帯されています。
VISAやmasterではありませんが、ミャンマー国内では不自由なく利用可能です。
KBZ以外でも、外国人でもCB Bankは口座開設が可能です。CB Bankの銀行カードは付帯するクレジットカード会社にJCBを選ぶことが出来ます(※ただしデビットカード機能です)。
銀行口座を開設したらアプリをダウンロードしよう
日本と同様に、モバイルアプリを利用すると便利です。送金や支払いも簡単に出来ますよ。
現金を引き出すことがなかなか難しい状況ではありますが、モバイルバンキングを利用すれば口座間の送金や支払いは比較的簡単に行うことが出来ます。
口座を開設された方は、アプリのダウンロードをお勧めします。
【Apple Store_KBZ アプリ】
【Google Play_KBZ アプリ】
KBZのATM可能店舗_2022年6月9日発表情報
KBZが6/9(木)にfacebookで現金を引き出せるATMを公表しました。
ヤンゴン、マンダレー、ネピドーの三都市で現金の引き出し可能ATMが公表されています。
2022年6月9日にKBZのFacebookで発表された現金引き出し可能のATMがある支店を見てみましょう。
殆どのミャンマーに滞在している日本人はヤンゴンにいらっしゃると思いますので、今回はヤンゴンのATMが利用出来る支店についてご紹介します。
ヤンゴン市内では17支店のATMで現金引き出しが可能になるようです。
ただし、1週間内で引き出せる現金は、最大で300,000MMKまでです。
2022年6月12日現在の為替レートで計算すると、下記の金額になります。
- 対日本円:1MMK=0.072円、週最大で21,600円分を現金引き出し可能。
- 対 USD :1MMK=0.00054USD、週最大で約162usd分を現金引き出し可能。
注意点としては、ミャンマーのATMでは投入した銀行カードが取引終了後に出てこないということが、ある程度の確率で発生することです。運悪く自分の銀行カードが利用しているATMから出てこない場合は、焦らずに対応する為にも、極力、信用出来るミャンマー語を話せる方と一緒にいかれた方が良いです。
現金を引き出した後は、すぐにモバイルバンキングで引き出し金額と残高を確認することも、お勧めします。
もし何か問題があれば、時間をおかずにすぐに銀行のスタッフを呼んでくるか、カスタマーセンターに連絡をしてください。
問題が解決するまで、ATMから離れないことをお勧めします。
まとめ
ミャンマーは、紙幣を印刷するインクを以前はドイツから購入していたようですが、2021年2月以降はそれが出来なくなりました。
代わりに他国からインクの購入が出来るようになったようで、もしかするとその影響もありMMK現金が徐々にではありますが受け取り可能になったのかもしれません。
インフレ懸念はありますが、現金がないと生活に支障があることも事実です。
キャッシュレス化が進んでいないミャンマーでは、現金がまだまだ必要です。
現地で生活される方は、多少の現金を所有し、生活されることをお勧めします。
今後も利用再開されるATMの台数・拠点(支店)が増えることが考えられます。
1日も早く、平穏な日常生活をヤンゴンでも再び送れることができる日が来ることを願います。
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