ミャンマーの仏教文化が理解出来る本 『ミャンマーで尼になりました』 著者:天野和公さん

文化

မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)  T-skyです(#^^#)

ミャンマーは言わずと知れた仏教大国です。

商都ヤンゴンを散策していると、至る所でその文化に触れることが出来ます。

街には黄金に輝くパゴダ(仏塔)が至る所に存在し、僧侶や尼が暮らす施設も沢山あります。

朝には僧侶や尼が托鉢を行っている行列に出くわすことは日常茶飯事ですし、各家庭から朝のお祈りをする声が聞こえてくるのも、ミャンマーならではの生活だと思います(#^^#)

日本では『三日坊主』という言葉がありますが、その日本の言葉の意味とは異なります。
ミャンマーでは1日間でもお寺に入り修行をすることが出来ます。
日本では三日坊主と聴くと継続して何かを出来ない人と理解されますが、ミャンマーではそんな意味はありません。
言葉の通り、『3日間に渡り僧侶・尼としてお寺で修行された(人)』のことを意味します。

ミャンマー文化を理解する上で、仏教のことを理解することは非常に大切です。

ただ、私は仏教徒ですが、実際のところ深く仏教について理解しているとは言えません(-_-;)

ミャンマー文化を御紹介する上で何か良い本はないかと探していたところ、天野和公さん著:『ミャンマーで尼になりました』という本と出合いました。

今回は、 天野和公さん著:『ミャンマーで尼になりました』という本 を通して、ミャンマーの仏教文化について御紹介したいと思います!

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実際にヤンゴンの瞑想施設で修行された経験が綴られた本です。

本書を通して、ミャンマーの人々の考え方を垣間見ることが出来ます。

 

どんな本? 天野和公さん著:『ミャンマーで尼になりました』

Amazonのkindleでは、総ページ数149ページの本です。

4コマで漫画形式に書かれており、読みやすい本です。仏教に関する本ですので難しい本・内容かと思いましたが、非常に読みやすい本でした。

2度にわたるミャンマーでの瞑想修行体験をつづられつつ、仏教について分かり易く解説されている本です。

  • 著者:天野和公
  • 発行所:株式会社イースト・プレス
  • 2013年5月29日 紙書籍発行
  • 2016年12月1日 電子書籍発行
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宗教や経済に関する本は難しい内容の本が多いと思いますが、仏教についてとても分かり易く解説してくださっています。

 

本書籍を通して理解が深まるミャンマー文化

『その壱 そうだ、ミャンマーへ行こう!』章 で、ミャンマー入国後の瞑想センターでの生活について書かれています。

2013年当時と今では入国方法等で若干情報が変わっているところもありますが、ミャンマー人の方々の印象やヤンゴンの街を散策されている情報等は今でも変わっていないことも多く、参考になります。

ヤンゴンへ旅行で訪れる際は、99%の人がShwedagon Pagoda(シュエダゴンパゴダ)へ参拝されることと思いますが、Shwedagon Pagoda を含めたパゴダ参りの楽しみ方も書かれており、私も非常に共感する内容です。

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日本人にとっては干支が大切ですが、ミャンマー人にとっては『誕生曜日』がとても大切です。各パゴダには曜日毎の像があり、参拝に訪れた人は必ず自分の誕生曜日の像に水をかけて供養を行います。

・ミャンマー人にとっては、『誕生曜日が大切』

ちなみに誕生曜日は7曜日ではなくて、8曜日あります。

なぜ8曜日なの?自分の誕生曜日はどうやって確認できるの?と興味を持っていただいた方は、下記をご参照ください。誕生曜日の調べ方や各曜日の像については、既に多くの方が解説されていらっしゃいますので、ここでは説明を省きたいと思います。 m(_ _)m

解説されている方々のブログ記事で、8曜日について特に分かり易い解説をされている方のブログがありましたので、ご参考までにリンク先を御紹介しておきます。

▶ご紹介:ぐちをぐろーぶ@ミャンマーさんのブログ記事)ミャンマーの8曜日占いとは?
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ネットで『生年月日(ご自身の生年月日を入力) 何曜日』と検索すれば、曜日はすぐに確認できます。計算するのが煩わしい方は、ネット検索をお勧めします。

 

・ミャンマー人は誕生曜日ごとの相性を気にする

日本人はよく星座や血液型で相性の良し悪しを判断しますが、ミャンマー人は誕生曜日ごとの相性を気にします。考え方は違えど、気にすることはみんな同じですね(#^^#)

【相性が良い組み合わせ】

日-木、月-金、火-金、土-水

【相性が良くない組み合わせ】

土-木、金-月、日-水、水-火

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コミュニケーションをとるきっかけにもなります。このての話をミャンマー人の方々も好きな方が多いので、交流のきっかけとして話題にしてみてください。

 

・ミャンマー人の名前の意味や名づけ方

ミャンマー人の名前について、本書でもさりげなく触れられているのですが、誕生曜日によって名前のイニシャルが変わることについて説明がされています。ミャンマー人の名前には、日本人と違い名字がありません。『誕生曜日に関連する事柄+両親の名前から1つづつ』という名前の方が多い様に感じます。

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男性では、名前のどこかに『Aung(アウン)』という名前が入っている方が非常に多い印象です。女性では 、名前のどこかに『Khaing(カイン)』『Moe(モウ)』『Yadanar(ヤダナー)』が入っている方が多い印象を持っています。

 

 ・ミャンマーのお正月は4月 

2000年初頭くらいから、日本人のアジア諸国に対する見識が深まったように感じます。おそらくそれは、当時、多くの日本企業が東アジアや東南アジアへ進出したことが原因ではないでしょうか?

中国やベトナムはだいたい1月末から2月初旬頃、タイやラオスは4月中旬、という感じです。

ミャンマーはというと、タイやラオスと同様に4月に『水かけ祭り』という形でお正月を迎えます。

2020年からは新型コロナウィルス感染拡大に伴い、かなり自粛した年越しとなっています。2019年までは、水かけ祭り前になると街中でステージが設置されていました。水かけ祭り期間中は、僧侶の説法がきけたり、ライブが繰り広げられたり、大量の水を掛け合ったり。みんなとても楽しそうに新年を迎えていました。

私はというと、水かけ祭り期間は一切外に出ません(笑)。外に出歩いていると水をかけられます。見ず知らずの方々から。。。それが嫌ということもありますが、水があまり綺麗ではないため、ちょっと危険です。誤って飲んでしまったがために1週間腹痛に襲われた知人や、目に水が入って炎症を起こした知人も多くいます。水かけ祭り期間中はお医者さんも休業されているので、すぐに治療してもらえない可能性が高く、危険です。そういった事情があり、私は部屋にこもって過ごすことが多いです。

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まさに『お祭り騒ぎ』になりますので、水かけ祭り期間中に外出する方は、治安にもお気を付けください。特に若い女性を狙って水をかけてくる輩も多くいますので、お気を付けください。

楽しくても、油断大敵です。

 

 ・お坊さんとの接し方には細心の注意を払う必要がある

本書には下記5点が注意事項として紹介されています。

  • お坊さんと女性は1対1で同室はできない。お坊さん一人+女性二人もダメ。お坊さん二人+女性一人は問題ない。
  • 戒律に抵触しないよう、(お坊さんの)品位を損なわせないよう、注意を払うのは在家側の責任。
  • お坊さんの横に女性が並んで歩いてはいけない。
  • お坊さんとの話が終わったら、三拝し後ろ向きに下がる。なるべく背中を見せないように。
  • お坊さんがそばを歩く場合は、横によけてサンダルを脱いで正座し、頭を地面につけて礼拝する。

最近では、正座をして頭を地面につけて礼拝する若い人は減少しているようにも思いますが、私も通勤中等に何度か見かけたことがあります。

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日本人と違い、ミャンマー人の多くは僧侶に対して崇高の念を持っていらっしゃる方が多いので、軽はずみな発言や対応は慎みましょう。

 

多くのお坊さんに対して、食事を振る舞う(寄付する)ミャンマー人は多いです。徳を積んでいらっしゃるのでしょうか。特に企業経営者達に、そういったことを大切にされている方が多い様に感じます。稼いだお金で寄付を行い、徳を積んでいらっしゃるのだと思います。

個人的には、そういった活動をされている方々を見る度に、素敵だなぁといつも感じています。

 

番外編:(個人的に)瞑想の大切さを知る

ミャンマーの文化を紹介するために参考になればと思い手に取った本書でしたが、この書籍を通して瞑想に興味が出来てきました。

以前に一緒に働いていたミャンマー人が3か月間僧侶をしていた期間がある人で、その時に瞑想について教えてもらったことがありました。

その時はよくわからなくてチャレンジしませんでしたが、この書籍に出会い、瞑想にチャレンジしてみようかと考えています。

 

まとめ

ミャンマーの文化を垣間見えるだけではなく、ミャンマーの文化の土台となっている仏教についても楽しく勉強できる書籍でした。

今までは『一般人からの目線』としてしか見れていなかったので、初めて『僧侶側からの目線』に触れることができ、新鮮でした(#^^#)

日本とミャンマーは同じ仏教国ではありますが、大乗仏教と上座部仏教の考え方の違いもあり、似ているようで似ていないことも沢山あります。国が違うので当然ですよね。

違いを認めつつお互いの考え方や価値観を理解すると、より一層ミャンマーの魅力に惹かれることと思います。

旅行や駐在でミャンマーでいらっしゃる方々は、事前に本書を一読されておかれるのも良いと思います。私の様にミャンマー在住歴がある方も、この書籍を読むと新しい視点でミャンマーを見ることが出来るかと思います。

ミャンマーの文化を理解する上で参考になることが多く、お勧めの一冊です(#^^#)

最後になりましたが、本書の著者でいらっしゃる天野和公さんに感謝したいと思います。

天野和公さん、貴重な経験を教えてくださり、ありがとうございます。

 

 

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