မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)
T-skyです(#^^#)
多くのミャンマー人から、鎌倉の大仏様が信仰を集めているそうです。
ミャンマーが仏教国であることを何度かご紹介してきました。
関連記事 ▶︎ ミャンマーの仏教文化が理解できる本 『ミャンマーで尼になりました』 著書:天野和公さん
ミャンマーにいると、至る所で仏塔を目撃します。
出勤時に、お坊さんや尼さんの托鉢に出会すことも多々あります。
仏様や、お坊さん・尼さんに対する敬意の払い方は、現在の我々日本人には理解することに時間がかかるかも知れません。
敬虔な仏教徒が多いミャンマー人ですが、彼らに日本の鎌倉の大仏様があつい信仰を集めているそうです。
実は先日、休日を利用して鎌倉の大仏様が露坐されている高徳院へ参拝してきたのですが、日本人の参拝客に混じり、ミャンマー人の方々も参拝にいらっしゃっていました。
今は日本で就労されているミャンマー人も多く、彼ら・彼女達も休日を利用して参拝されていたようです。
今回は、ミャンマー人の方々からもあつい信仰を集める鎌倉の大仏様とその理由についてご紹介します。
鎌倉の大仏様とは
まずは鎌倉の大仏様について、確認しておきましょう。
日本の歴史は難しいですが、知れば知るほど興味が湧きますね。
鎌倉の大仏様とはどういった大仏様なのでしょうか。
高徳院のHPに詳細が記載されていますので、引用し紹介させていただきます。
・「露坐の大仏」として名高い高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像。
・像高約11.3m、重量約121t
・北条得宗家の正史『吾妻鏡』によれば、その造立が開始されたのは1252( 建長四) 年。未だ尊像の原型作者すら特定されるに至っていない。
・当初尊像を収めていた堂宇があった。
・『太平記』と『鎌倉大日記』に、1334( 建武元) 年および1369( 応安二) 年の大風と1498( 明応七) 年の大地震によって損壊に至った。
・露坐となり荒廃が進んだ尊像は、江戸中期、浅草の商人野島新左衛門( 泰祐) の喜捨を得た祐天※・養国の手で復興。
・創建750 年余を経た尊像は、仏教東伝の象徴として、国内外、宗派の別を問わず数多の仏教徒の信仰を集めている。
引用_鎌倉大仏殿高徳院HP_鎌倉大仏と高徳院から抜粋
露坐になった経緯は、2度の自然災害によるものだったのですね。
奈良の大仏様を幼い頃から参拝していた私にとって、堂宇がない大仏様の状態は不思議な状態でもありましたが、先日の初参拝時は鎌倉の大仏様の圧倒的な存在感に、凌駕されました。
こちらに、改めて高徳院HPのリンク先を掲載しておきます。
多くのミャンマー人から信仰を集める理由
なぜ、多くのミャンマー人から信仰を集めているのか。その所以を確認しましょう。
私もヤンゴンにいる時から鎌倉の大仏様を信仰しています。
多くの国民が敬虔な仏教徒であるミャンマーということの影響も当然あると考えられますが、でも、なぜ鎌倉の大仏様がミャンマー人の方々から信仰を集めているのでしょうか?
ミャンマー人の知人達に聞いてみたところ、2つの理由がありました。
【鎌倉の大仏様をミャンマー人が信仰する2つの理由】
- 鎌倉の大仏様にお祈りしたことは、願いが叶う。
- 鎌倉の大仏様のミニチュアを手に入れて、その大仏様のミニチュアを拝んでいると、いつか日本に行くことが出来る。既に日本に行ったことがある人は、2回・3回とまた再び日本に行くことが出来る。
友達や家族・親戚が日本へ旅行や就労で行く場合、高徳院で販売されている大仏様のミニチュアをお土産やプレゼントとして希望する方も多いそうです。
そうやって手に入れた鎌倉の大仏様のミニチュアを毎日拝み、日本へ留学したい人や就労したい人はそう出来ると信じて、目標に向かって頑張るそうです。
日本から約4,780km離れたミャンマーで、これだけの信仰を集めている鎌倉の大仏様って、凄いとしか言いようがありませんよね。
※約4,780km:羽田空港からミャンマー/ヤンゴン空港までの距離(測地線長)
人気を集める鎌倉の大仏様ミニチュア
折角、高徳院に参拝したので、私も大仏様のミニチュアを購入しました。
きっと願いが叶いますよ!
お土産とは別に、自分のためにも鎌倉の大仏様のミニチュアを購入してみました。
100円均一ショップでアクリルケースと畳を購入し、部屋に鎮座していただきました。
座布団が無かったので、座布団は後日手配です。
今回私が購入した大仏様のミニチュアの大きさですが、縦:約7.5cm / 横:約6cmのものを購入しました。
毎日拝み、私自身も目標を達成出来る様に頑張ります。(๑╹ω╹๑ )
大仏様のミニチュアですが、江ノ島電鉄長谷駅から高徳院までのお土産屋さんや、高徳院境内にあるお土産屋さんで購入出来ます。
私は境内のお土産屋さんで購入しました。
大仏様のミニチュアだけでなく、鐘もミャンマー人の方々には人気があるそうです。
ミャンマーへの渡航までにお時間がある方は、高徳院へ参拝し安全を祈願するとともに、お土産を準備してあげるのも良いかと思います。
まとめ
ヤンゴンに駐在していると、ふとした時に鎌倉の大仏様の話を聞いたり、レンタカーやタクシーに鎌倉の大仏様のミニチュアが置かれていたりする光景をよく目にすることと思います。
ミャンマーの仏様は、黄金に輝いている大仏様や白い石を彫って作られた大仏様が多く、明らかに鎌倉の大仏様のミニチュアとは違いますので、きっと気付かれることでしょう。
遠く離れたミャンマーの人々からも信仰を集める高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像。
コロナなどで精神的に疲れている今、ミャンマーの知人へのプレゼントに鎌倉の大仏様のミニチュアを贈ると、喜んでいただけること間違いないしです。
ミャンマーと日本の繋がりを感じに、高徳院へご参拝されるのはいかがでしょうか?
動画や写真を知人のミャンマー人へ送ってあげるだけでも、きっと喜んでいただけますよ。( ´ ▽ ` )
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