မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)
T-skyです(#^^#)
2022年4月の水掛祭り明けは『ガソリン供給問題』で情報が錯綜していましたね。
デマだったという人もいますし、そうは言いつつも実際に供給量の制限が設けられてもいます。
ちょっとしたことが大きな話題となって拡散されることが多々あります。
信憑性が高いということでFacebookなどのSNSで拡散された後に、デマであったということもあるようです。
4/18(月)水掛祭り明けにヤンゴン市民に駆け巡った情報として、ガソリン供給量の不足問題がありました。
関連記事 ▶︎ 要注意!ガソリン供給問題(2022/4/19〜)
その後の状況ですが、どうなっているのでしょうか?
今回はガソリン供給量の不足問題のその後の状況を確認しておきたいと思います。
デマだったのか、それとも本当だったのか?
ガソリン供給量の不足問題は、デマだったのでしょうか?
4/19以降はガソリンの供給量に制限が設けられていて、完全なデマだったとは言い切れません。
デマであれば、今回の問題はそれはそれで『あぁ、デマで良かった』と思えるものなのですが、完全なデマではなかった様です。
4/19以降は、以前の様に自分が欲しい量・必要量を給油することが出来ません。
ガソリンスタンドによって(運営会社によって?)リミットは違う様ですが、1回の供給量は制限されています。
50,000MMK分を上限としてるスタンドもあれば、20,000MMKを上限としているスタンドもあります。
※MMK=ミャンマーの通貨:ミャンマーチャット、1USD=1,850MMK前後で直近は推移
問題について情報が飛び交った4/19からの数日間は、どのガソリンスタンドにも長蛇の列が出来ていました。
順によっては、当日に供給を受けれなかった方々もいらっしゃいます。
その後ですが、今日現在はガソリンスタンドに並ぶ車の列は出来ていません。
供給量に上限があるものの、供給ストップではないということで、落ち着いている様です。
情報の拡散が早かった理由
今回の情報拡散は早かったよね。
はい。生活に直結する問題だったこともあり、瞬く間に拡散されました。
タクシーではガス車もありますが、ミャンマーはまだまだガソリン車がメインなので、ガソリンの需要は高いです。
停電が続く中、ジェネレーターの稼働にもガソリンは必要です。
ガソリン供給量の不足は、市民の生活や経済活動に直結する問題です。
また、ミャンマーがラストフロンティアとして注目される以前もガソリンの供給量は制限されていたこともあり、その記憶がある方々は生活への影響を心配した様です。
2021年5月頃から、ガソリン貯蔵タンクの貯蔵量が減っている為に制限されるという噂を耳にする様になりました。その噂を耳にする様になってから約1年が経ち、何かのきっかけで信憑性が増した為に、拡散に拍車がかかったのかも知れません。
まとめ
ガソリン供給問題のように、生活に直結する問題に関しては、デマや正確な情報に関わらず瞬く間に情報が拡散されます。
ミャンマーはインフレ傾向が続いており、ガソリン価格だけではなく食料品も含めてありとあらゆる物の価格が上昇しています。
そういった状況下では、また不安を煽る様な噂が出てくるのではないかと、考えられます。
特にミャンマーでもSNSには様々な情報が溢れているので、直ぐに判断することは危険です。
信用出来る仲間(出来れば数名)に情報の信憑性を確認してから、判断をされて下さい。
私の経験ですが、2021年2月ですが『居留届が必要だ』とか、何の公認なのか分かりませんが『政府公認のビザ申請代行』をうたいSNSに広告をアップしている方を何度もみました。日本人だから、外国人だからと無闇に信用してはいけません。『ミャンマー政府関係者から自分だけ(広告掲載者)に連絡があり、その筋の情報があった。』と掲載していました。手数料を払いパスポートを渡してくれたら、安全に過ごせるように申請する、と。冷静な時ならば『そんな訳ないやろ』と瞬時に判断出来ますが、情報が錯綜する中では、適正な判断が難しい時も出てきます。ミャンマー政府の方針は在ミャンマー日本国大使館から情報が配信されますので、不安を煽る様な広告にはくれぐれもご注意下さい。
これからミャンマーに赴任される方は、どうか焦らずに、情報の真意をしっかりと確認されてから、判断をされてください。
皆様が安全に過ごされることを願います。
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