မင်္ဂလာပါ။ (ミンガ ラァ バー)
T-skyです(#^^#)
この記事は2022年3月8日に書き綴っています。
最近のヤンゴンの話題といえば、『長期間の停電』ニュースですよね。
1年で一番暑い時期を迎えようとしている最中、長期間の停電は悩ましい問題です。
3/7(月)に3/12〜3/18までの一週間、首都ネピドーを除くミャンマー全土で停電になるとのニュースが流れて以降、現地にいる知人たちからも様々な意見をもらいます。
何もしてあげることが出来ず、申し訳ない気持ちです。
発表されている期間でも、多少なりとも電気が来る時間帯があったり、他に影響が派生しないことを願うばかりです。
こんな時だからこそ、少しでも明るく笑えるようなことはないかと、考えていました。
知人や仲間が笑って元気になれるように、今回は『ミャンマーあるある』を紹介し、応援としたいと思います!
クヨクヨしてても仕方がない!
ミャンマーあるある=略して『ミャンある』(笑)
早速、見ていきましょう!
ミャンある_その①:最初に覚える単語『 カナァ サウン 』
意味:『ちょっと待ってください』 同義語:カナァ サァ / カナァリ(ノ) / カナァ
この言葉を聞かない日は無いというくらい、しかも1日に何度も、至る所で、耳にする言葉です。
もしかすると、ミンガ ラァ バー(こんにちは)やチェズ ティン バー デー(ありがとうございます)よりも、耳にする回数が多い単語かも知れません。
例えばレストランで、あなたが注文する為に店員を呼ぶとします。
きっと店員産からの返事は、『カナァリ(ノ) /少しお待ちください。』(笑)
注文をメモする紙やタップ式のオーダー端末を取ってから、戻ってくることでしょう。
たまに、待てど暮らせど店員さんが戻ってこない時があります。
しかも、さっきあなたに『カナァリ』と返事をした店員さんが、何事も無かったかのように颯爽と横を通り過ぎる時もしばしばあることでしょう。
それは間違いなく、忘れています(笑)。
たまにと言いましたが、実際はよくある事です。
『あれ?戻ってこないな。』と思ったら、気にせずに別の店員さんを呼ぶことをお勧めします。
大丈夫。ご安心ください。
先に声をかけた店員さんは、呼ばれていたことを既に忘れているのですから。
ミャンある_その②:知らない・分からない時は手をクルクル
こちらについては、以前にブログ記事でご紹介しました。
関連記事 ▶︎ ミャンマー人が手首を軸に手をクルクル✋✋✋このジェスチャーの意味は?
まだ読んでない方にはネタバレになってしまうのですが、ミャンマー人が手をクルクルさせるジェスチャーをする時、それは『 分からない / 知らない /(ここの探し物が)無い 』ということを表現しています。
例えばスーパーマーケットで、あなたが店員さんに欲しいものを画像などで伝えたとします。
本当にその商品を知らない時もあれば、探すのが面倒で、『分からない / (その商品は店において)無い』という意味で、このジェスチャーをする店員さんもいることでしょう。
『カナァサァ』と言って、探しに行ってくれる店員さんの方が多いと思いますが、そんな時は逃げられない様に、店員さんについて行きましょう(笑)
ミャンある_その③:お釣り代わりにお菓子を渡される
別記事でミャンマーの通貨をご紹介しました。
関連記事 ▶︎ ミャンマー通貨_チャット(Kyat) & 決済APP・クレジットカード
通貨の最小単位は50MMK(MMK=通貨:ミャンマーチャット)なのですが、下2桁が75MMKとか25MMKとか15MMKとかになったりします。
下2桁が50MMKになってもレジに50MMK札がない場合は、100MMKを渡しても50MMKを店員はお釣りとして客に返せません。
こういう時にどうするかというと、レジ横にあるガムを代わりとして渡してきます。
店員によっては、何も言わずに当然のようにお釣りの代わりとしてガムをさっと置いたりします。
通貨でお釣りを返せないなら、返せる単位で販売したら良いのになと思う時もありますが、郷にいれば郷に従えです。
クレームも言わずにお釣り代わりのガムを受けとって、後ろの方にレジを譲ってあげるのがジェントルマンです(笑)。
文句を言ったところで50MMK紙幣が最小単位なので、店員さんにはどうすることもできません。
ガムとしてお釣りが返ってきたと考える方が、ストレスフリーです。
こんなことも気にしたくない方は、クレジットカード払いがお勧めです。
停電時でジェネレーターを稼働させていないお店でしたら、カード払いはできませんが・・・。
ミャンある_その④:道を教えてくれる人がテキトーに答える
知らないなら知らないと言ってくれたら良いのに・・・。
なぜか道に関しては、聞かれた人は知らないと言わない七不思議(笑)。
GoogleなどのGPSを使っても、分からない場所やはっきり示されない場所がたまにあります。
特に工業団地内の工場は、知っていなければなかなか辿り着けなかったりします。
どこの工業団地も同じ様な道が多く、自分が今どこにいるのかが分からなくなります。
まるで巨大迷路の中に入ったかのような感覚です。
どこの工業団地(ティラワ工業団地以外)でも、大体はバイクタクシーの運転手が休んでいる場所や小屋があります。
もし道に迷ってしまったら、あなたの車の運転手はそのバイクタクシー運転手たちが休んでいる場所の前で車を停めて、窓を開けて大声で彼らに道を尋ねることでしょう。
道を聞かれた彼らは、プライドにかけて絶対に知らないとは言いません(笑)。
時には全く違う場所を教えてくれる時もありますが、エアコンが効いた車内で冷静さを保ってください(笑)。
ミャンある_その⑤:停電になっても無反応になる
今回発表されている様な長期間の停電は別ですが、ヤンゴンにいると1日に数回は必ず停電になることを経験します。
最初のうちは驚いて、思わず『あっ!!』とか声を上げることでしょう。
でも、1日に必ず数回は停電になりますので、いつの間にか停電に慣れてしまい、全く反応をしなくなります。
停電することが当たり前になり、ジェネレーターが稼働する音にも耳が慣れ、電気がくるまでの数分をただただ待つ、ということが習慣化します。
停電が殆どない今の日本社会って、本当に素晴らしいと思える瞬間です。
まとめ
書きながら、ついつい笑ってしまいました。
おもいのほか、あれもこれもと思い当たることが出来ましたので、タイトルも急遽『 Part1.』にを追加・変更しました。
どんどん思い出してきてしまい、歯止めが効かなくなりそうなので、今回は5つのミャンある紹介としました。
今後も、定期的に『ミャンある情報』を、お届けしたいと思います(笑)。
Part2.、Part3.、と紹介記事を増やしていければと思います。
ミャンあるとして紹介していますが、ミャンマー人の方々からすればおかしいと思わないことも沢山あります。
また反対に、彼らから見て日本人を含め(彼らから見て)外国人の方が変だ!おかしい!と思うことが沢山あるのだと思います。
双方の認識や考え方の違いを知ることで、むしろ深く付き合えたりするのではないでしょうか?
お互いの考え方を知ることは、とても大切なことだと思います。
相互理解を深める為に、『ミャンある』情報を活用いただければ幸いです♪( ´▽`)
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