ヤンゴン カーライフ事情 Part 1. 運転資格&交通ルール紹介編

交通

こんにちは~。t-skyです(#^^#)

突然ですが、みなさん、運転は好きですか?私は日本での運転は好きですが、外国に滞在中は、なかなか運転をしようという勇気がわいてきません。各国独自の交通ルールが存在しそうで、ハンドルを握ることがなかなか出来ないんですよね(-_-;) 同じ気持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。いざ運転しよう!と思っても、準備は必要ですよね。そんな時の為に、ヤンゴンの交通事情や簡単な交通ルールについて御紹介します。

外国人でも運転出来る?

結論からいうと、外国人でもヤンゴンで運転は出来ます。ただし、日本で国際運転免許証を取得してもミャンマーでは認められていませんので、国際運転免許証を持っていても運転資格はありません。ミャンマーで運転する為には、ミャンマーの運転免許証を取得する必要があります。運転免許証を取得する為には、試験場へ行き、実技試験を受ける必要があります。日本で運転免許証を取得されている方であれば、さほど難しい試験ではありません。平常心で試験に臨めば、問題ないかと思います。ちなみに私は、ミャンマーの運転免許証を所有しています(#^^#) 運転免許証にはパスポート№が記載されるので、実際に運転をすることがなくても運転免許証を所有していて損はありません。身分証明証の代わりにもなります。最近の商業ビルでは、セキュリティ対策として、入り口のカウンターで身分証明証を預けなければ中に入れないビルもあります。そういう時にパスポートを預けるのは紛失や盗難のリスクを感じますが、運転免許証を代わりに預けて中に入ることも可能です。個人的な感想ですが、パスポートを預けてお客様の事務所に行くよりも、落ち着いて打ち合わせができます(笑)。

  • 向かって左側のスペース:所有者の情報が入力されています。名前、パスポート№、血液型、等。
  • 向かって右側のスペース:日本の免許証と同様に顔写真があります。

車は買える?

外国人が車を購入するのは難しいです。ただし、ミャンマーで会社を経営されている方であれば会社名義で車を買うことは可能です。不動産購入時と同様に、車を購入する場合でも他人名義での購入はやめておいた方が良いと思います。車も大切な資産ですから、リスクは避けた方が良いです。

保険は加入できる?

ヤンゴンでも、自賠責保険や車両保険があります。 日系の保険会社さんもミャンマーに進出されています。 車を購入される方は、保険の加入検討が可能です。ハイヤー会社から車を借りられる場合は、加入している保険の内容を、事前にハイヤー会社と確認されることをお勧めします。

ヤンゴンの交通ルール紹介

ミャンマーは日本とは違い、右側通行です。右ハンドルの車の輸入が禁止され、徐々に左ハンドルの車も増えてきましたが、まだまだ右ハンドルで右側走行している車も多く、事故発生の危険性は高い様に感じます。街中では、左折する時に対向車の確認が少し面倒の様に感じます。交通量が少ない道では、スピードの遅い車を追い越す為にのぞき込んで対向車を確認してから追い越します。助手席に同乗者がいれば確認してくれるのでまだ安全ですが、助手席に同乗者がいない場合はヒヤヒヤすることもあります。

今回は、日本人の方がヤンゴンで車に乗っている時に、日本の交通ルールとの違いを感じるであろう点を御紹介します。

  1. 込み合った道で直進するときは❝ハザードランプ❞を使用
  2. 路駐禁止場所は、ブロックの色で表示
  3. 赤信号でも交差点によっては❝右折可❞
  4. 街中でバイク・自転車の利用は禁止

1.込み合った道で直進するときは❝ハザードランプ❞を使用

 自分は直進したいという意思表示として、ハザードランプを点けて直進します。日本では路肩に停止したい場合や高速道路で渋滞している時に、事故防止の為の注意喚起として使用することが多いですが、その感覚で乗車しているとビックリします(笑)。私は慣れるまでの間、自分の感覚にはないタイミングでハザードランプを運転手さんが使用するので、『えっ⁉何⁉故障⁉止めて確認しないと駄目なくらいの問題発生?????』と何度も思いました(笑)。時には運転手さんに『何、何、何???』と質問をしていました。運転手さんは直進することに集中していますから、当然すぐに返事をしてくれませんでしたが(笑)。何度か経験すると理解出来て違和感もなくなりましたが、最初は不思議で仕方がありませんでした。停電時は交差点も機能していないので、ハザードランプを点滅させた対向車が向かってきます。その時は直進するという意味ですので、左折・右折をされる際はご注意ください。

2.路駐禁止場所は、ブロックの色で表示

では、路肩に停止したい時はどうするのか?という疑問が出てくると思います。ヤンゴン市内には交通警察官がしっかりと取り締まっているので、違法駐車をしていると大変です。路駐可能場所の判断は一目で出来ますので、ぜひ覚えておいてください。

  • 路駐禁止場所:道路と歩道を隔てるブロックが『赤色+白色』にペイントされている箇所
  • 路駐可能場所:ペイント無し

 

     ブロックが『赤色+白色』になっている場所は『路駐禁止場所』

3.赤信号でも交差点によっては❝右折可❞

画像が無く、言葉での説明のみとなってしまいますが、交差点の右折レーンに右曲がりの矢印があれば右折可能です。右折可能ではあるのですが、歩行者がいないかどうかを充分に注意をしてください。ヤンゴンでは交通量には関係なく、車の間をすり抜けて横断する人が多いです。というか、一般的です。片側2車線/合計4車線の道では、1車線毎に横断したい人が立っていることもよくあります。交差点以外でも常に横断者がいないかどうかに注意を配る必要があります。そういう状況ということもあり、私は運転をしたくありません(笑)。また、右折可能だった場所もある日突然に右折不可になっていたりします。その反対に、ある日突然に右折可になっていたりもします。知らずに赤信号で止まっていると、後続車からお𠮟りを受けます(-_-;) 新ルールを知っている人は知っている、という状況ですので、ヤンゴンで運転される場合は日本で運転する以上に注意力が必要です。

4. 街中でバイク・自転車の利用は禁止

ヤンゴン市内は基本的にバイクや自転車は利用禁止です。最近は規制が緩くなっているのか分かりませんが、自転車通勤している方やバイクにまたがっている人を見かけることもあります。市内でも場所によっては利用可能な場所があるのかもしれません。ダウンタウン等の繁華街では、今のところは見かけることはありませんので、利用禁止区域なのだと認識しています。他の東南アジア諸国とは違いバイクの利用者数が少ないため、その点は運転する上で少し気が楽なのではないかと思います。ただ、ここ数年でかなり減った様に感じますが、『サイカー』という自転車にサイドカーを付けた人力タクシーは公道を走っていますので、サイカーには注意が必要です。

私の知り合いの日本人で、ヤンゴンで運転している方も数名いらっしゃいます。運転すること自体は全く問題はありませんので、ドライブが好きな方はヤンゴンでもドライブを楽しめます。私はもっぱら2列目に座りのんびりと移動させてもらっていますが、これはこれで楽しいですし、やっぱり楽です。異国では知らず知らずのうちに緊張感が高まっているものだと思いますが、ドライブを楽しんで気分転換するも良し、後部座席に座ってリラックスするのも良し、だと思います。ストレスを溜めず、ヤンゴンライフを快適に過ごしましょう!(#^^#)

ヤンゴンのカーライフ事情については、今後も『この情報は必要かも』と思うものが出てくると思いますので、今回はPart 1.という形で御紹介しました。Part 2.・Part 3.・・・と、どんどん追加情報をアップし、皆様の役に立つ情報を発信していきたいなと思います(#^^#)

 

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