ヤンゴン カーライフ事情 Part 2. 渋滞編

交通

こんにちは~。t-skyです(#^^#)

東南アジア諸国は渋滞が多い印象を持っているのですが、ヤンゴン市内も渋滞は頻発します。酷い時は、通常30分で到着できる場所まで2時間かかる時もあります。フライトに置き換えると、ヤンゴンからタイ/バンコクまでは1時30分程度ですから、バンコクまで行ける時間をかけて同じヤンゴン市内の目的地まで行くことになります(-_-;) ものは考えようですが、そう考えると渋滞で失う時間って、本当にもったいないですよね。車内で出来ることはないかと、日々考えてます。基本的に車酔いし易い体質なので、乗車中の読書とかは苦手で、なかなか出来ることが思いつきません((+_+)) 頑張ってYouTubeでミャンマー語を聞き流して勉強でもしようかな。

そんなヤンゴンの渋滞状況について、今日は御紹介したいと思います。

渋滞の原因

  1. (単純に)交通量の増加
  2. 停電による信号機停止 / 交通警察官による交通整理
  3. 雨季:豪雨により道路が度々冠水し、低速での運転を余儀なくされる

1. (単純に)交通量の増加

ここ数年で、車を所有される方が増えた様に感じます。SUZUKIさんがヤンゴンでも生産されており、ミャンマー人の心を鷲掴みにしています。ミャンマー人にとってSUZUKIさんの車は国産と同じ扱いになっている様で、現在は主力3車種共に人気があります。SUZUKIさんの車も、日本とは違って軽自動車ではなく乗用車が人気です。その中でもスイフトは大人気で納車待ちの状況が続いています。輸入車のトヨタ車、そして国産扱いのSUZUKI車、ともに人気は絶大です。

2.停電による信号機停止 / 交通警察官による交通整理

残念ながらヤンゴン市内でもまだまだ電力供給が安定していないので、停電が頻発しています。停電になると信号機も稼働しなくなってしまい、交通警察官による交通誘導が行われますが、どうしても流れが悪くなってしまいます。交通警察官の方はなるべく公平に双方の車線を流していますが、こればかりは仕方がありません。

3.雨季:豪雨により道路が度々冠水し、低速での運転を余儀なくされる

近年は下水工事も進みましたが、それでも雨季の豪雨の日々は道路が度々冠水しています。夕方以降に、停電と冠水が重なると最悪です。冠水だと道路が見えないので低速走行にならざるを得ませんし、停電で信号も止まっていると交差点はパニック状態になります(;´Д`)

渋滞が発生しやすい時間

タイトルを付けましたが、実際のところは四六時中渋滞しています。強いて言えば朝夕の出勤時間は特に渋滞が激しいので、可能であれば出勤時間をピーク時間とずらした方が無難です。朝のピークは8:15am-8:45am、夕方は17:45pm-19:00pmでしょうか。ヤンゴン市内を環状線の様に走っている鉄道もありますが、線路の状態が良くなく、鉄道も低速運転です。ヤンゴン市民は通勤には、バス、会社が用意した車(フェリーと呼んでいます)、タクシーでの通勤が一般的です。鉄道の利用者はまだまだ少数派です。バスは路線も多く便利で、市民の足になっています。

渋滞が発生しやすい幹線道路

これまでの経験で、渋滞が多い幹線道路や交差点、連絡橋をピックアップしてみました。ヤンゴン市内は至る所で渋滞が発生しますが、今回ピックアップした場所はほぼ毎日、渋滞が発生しています。移動される場合は、時間帯と目的地までのルートを事前に運転手さんと確認されることをお勧めします。

❶Downton Area

イギリス統治時代に開発された市街。ヤンゴンで一番活気がある場所でもありますし、異国情緒漂う場所です。インド人街や中国人街も存在し、知れば知るほど奥が深い場所です。ここは一方通行の道も多く、また住宅も密集している為、常に渋滞している印象があります。

❷YangonとThilawa SEZを結ぶ連絡橋

日系企業が多く集まるThilawa SEZへの連絡橋です。この橋の歴史は古く老朽化が進んでいますし、片道1車線の為、朝夕の通勤時間帯は大渋滞が日々発生しています。現在は日系企業が新しい連絡橋を建設中です。連絡橋についてですが、詳しい記事がありましたので引用し、御紹介します。

片側2車線の橋に架け替え 工期約3年東急建設は1日、ヤンゴン市において、日本の無償資金協力による「ヤンゴン市新タケタ橋建設工事」を受注したと発表した。供与限度額は42億1600万円。新タケタ橋は、橋長253メートルで片側2車線の橋となる。同社と、東洋建設、IHIインフラ建設の共同企業体で工事が行われ、工期は約3年、2018年2月の完成を目指す。
ヤンゴン市街地とティラワ経済特区を結ぶ重要な橋タケタ橋は、ヤンゴン市のパズンダウン川に架かる橋で、ヤンゴン市街地からタケタ郡区を通ってティラワ経済特区を結ぶ重要なルート上にある。

同橋は、1966年に建設され、橋長284メートル、幅員8.5mであるが、片側1車線の橋である上に2013年の交通量は1日あたり約2万9000台であることから、慢性的な渋滞が生じている。

また、老朽化に伴い安全性の面から架け替えが必要であること、さらに、ヤンゴン市の交通整備において優先度が高いとの判断により、橋の架け替えが決定したものである。

新タケタ橋が完成することで、渋滞の緩和が見込まれ、物流面や旅客面を含めて、市民生活に大きく寄与するものとみられている。

ヤンゴンの橋を架け替え 新タケタ橋建設工事受注 東急建設 ミャンマーニュース (myanmar-news.asia)

❸Lay DaungKan Road & Wai Za Yan Tar Road

交通量の多いLay DaungKan RoadとWai Za Yan Tar Roadの交差点は夕方の帰宅時間帯は特に込み合います。交差点近くにはサッカー場があり、2019年には日本代表対ミャンマー代表のワールドカップ予選の試合も行われました。私も観戦に行かせていただきました(#^^#)

❹Hledan 交差点

Hlaedan交差点付近は『ヤンゴンの原宿』と呼ばれています。付近には大学が多く、若いミャンマー人が集まり活気があるエリアです。ここの信号は大きな幹線道路の❺と❻の始発点・集合点でもある為、各方向の進行時間がそれぞれ長くとられており、結果的に信号待ち時間が非常に長いです。以前確認したときは、青信号に変わるまで8分間かかりました。

❺Pyay Road & ❻Insen Road

ヤンゴンの北部へ抜ける幹線道路であり、常に交通量は多いです。Insen Roadは道に沿って多くのショップがあり路上駐車も多く、またタクシーを利用する人も多いために、自然に渋滞が発生しています。他の記事で紹介した日本料理屋さんの『とんかつ』は、Insen Roadに面しています。

関連記事:レストラン_日本料理_とんかつ

(クリックしていただくと、当ブログ/ヤンゴンベース内の掲載記事へ移動します)

❼No.2 Bayint Naung bridge

ヤンゴン市内とHlaing Thar Yar工業団地を結ぶ連絡橋です。 Hlaing Thar Yar工業団地はヤンゴンで最も古い工業団地なのですが、朝夕は工場への出勤者が多く渋滞が発生しやすい場所です。特に夕方の帰宅時間帯は常に渋滞が発生している印象を持っています。

今回御紹介した場所以外でも、渋滞が発生しやすいエリアはたくさんあります。渋滞していない道を探す方が大変かもしれません。ヤンゴン市内を移動される際は、ある程度時間の余裕をもって移動されることをお勧めしますm(_ _)m 渋滞にあってもイライラせず、その時間を使って有意義に過ごしてください。私も寝て過ごす以外の過ごし方をこれからも考え続けていきたいと思います(笑)。

 
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